Gromacsの便利な統計処理コマンドg_analyzeのマニュアルを訳してみた

Gromacs使っていても使っていなくても、g_analyzeが数値解析や統計に使えることがわかったのでこれからバンバン使っていこうと思いマニュアルを訳してみました。Gromacsのマニュアルは割りと充実しているので-hオプションを使ってヘルプを見れば大体のことがわかるのですが、複雑な機能が盛り込まれていると思ったとおりの結果がでないでやり直しということも。そうならないためにもコマンドの役割をきちんと理解しておきたいものです。

Gromacs Manuals - g_analysis

g_analyzeはその他のg_系コマンドで解析された結果をさらに解析したいときに使います。個人的によく使うのが-distオプションです。分布を出してくれます。

# 分布を計算する例
g_analyze -f [input].xvg -dist [output].xvg -bw [real型数値(分布の間隔)]

各セクションは大体、機能ごとに分かれているのですが、内容を読むまでは何のオプションかわからないので、適当な小見出しをつけました。一部意訳もあるのですが、そもそも意味がわからないのは直訳のまんまです。また、式はmimeTex記法で書き直しましたが式の意味を完全に理解していないので間違いがあるかもしれません。